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それぞれのプロジェクトX

06 218日、小倉で「浦野順子さんの退職を祝う会」に出席。浦野さんは41年間、銀行員として勤めあげた。今の時代にあっても女性が民間金融機関で定年まで働くことは難しいだろう。彼女の場合、結婚するやいなや夫に関西転勤が命じられた。この日集まった金融OBは、女性が働き続けられる会社と社会のため、賃金や思想差別のために、たたかってきた人たち。当時のことを振り返り、苦労話に花が咲く。

「ポストの数ほど保育所を」(新日本婦人の会スローガン)と言われた時代、保育所そのものがなく、まして延長・夜間保育などあろうはずがない。やっと保育所に入れたが、勘定が合わないと当然帰れない。

「当時、“セブンイレブン”とあだ名ついた支店長がいてね…」コンビニが好きな支店長ではない。午前7時に出社して午後11時に退社する高度成長化におけるモーレツサラリーマンが上司だったという。浦野さんは10円玉ハゲができて、うつに悩まされたという。仲間が支えあった。独身の青年銀行マンが浦野さんの子どもを保育所へ連れて行き、新婦人のメンバーが子育てを終えた地域の主婦に迎えを頼んだ。

「会社を辞めます」と、どれだけ言いたかっただろう。でも彼女はがんばった。男たちもがんばった。たたかい続けた。会社と社会と向き合って、そして自分自身と。

06NHKのプロジェクトXが昨年終了した。戦後の画期的な事業を実現させてきた「無名の日本人」が主人公。番組の中でキャスターが、国民にはそれぞれのプロジェクトXがある旨のことを述べていた。同感だ。

女性が結婚して子どもを産んでも、男性と差別されず働き続けられる社会――当たり前の目標のために、日本全国で、世界で、星の数ほどのプロジェクトXがある。金融の仲間たちは野村證券の裁判をはじめ、民間の不当労働行為をただしてきた。小春日和のお祝い会――時代のさきがけをなした彼女たちの表情は晴れやかだった。

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