コメ、大豆・・・全滅 佐賀台風被害
柳川からバスで佐賀入り。台風13号が有明海沿岸の農業に甚大な被害をもたらした。未曾有の塩害。きょうあす調査に入る。
参院候補の中尾純子さん、仁比参院秘書の山口真史さん、被災地の党議員――白石町(原義博議員、秀島和善議員)、久保田町(岩本和紀議員)、東与賀町(池崎基子議員)とともに、被災状況を見て回る。
被害の原理――有明海沿岸は干拓地。防波堤の手前まで農地が広がっている。
防波堤に打ちつけられた波は、ちょうど高潮と重なってしぶきが高く舞い上がり、それを暴風が運ぶ。台風13号は雨が少なく、塩に浸かった樹木や農産物は洗い流されず、最悪の結果となった。
●コメ
豊作の稲穂は輝くばかりの黄金色なのに、農家も役所の担当者も「黒い」「黒い」とつぶやく。
稲穂が風によってなぎ倒され(倒伏)、もみの多くが落下(脱粒)した。作付け面積の65%が被災。
「夢しずく」は9月が刈り取り、「ひのひかり」とモチ米は後1ヶ月後が収穫時期――実が生育し‘頭を垂れる’大切な時期、収穫の喜びを味わう直前だった。
●大豆
完全に枯れてしまった。これ以上生育しない。市場にも出せない。作付け面積の78%が被災。
●いちご
「新芽が出てきたら、実がなるといわれたが・・・」。農家は不安を隠せない。このハウス農家は15000個のポット(鉢)をつくった。
●アスパラ
これまで2回の収穫。あと1回獲れるところで被災。
●れんこん
実は地中にあるので市場には出せる。しかし、塩害がなければ「あと一節成長した。それだけでも価値は3分の2になった」という。
●たまねぎ
土壌消毒してビニールをかけて、作付けに備えていたところ被災。ビニールは張り直し、土も塩をかぶった。
佐賀県によると、農林水産物の被害は22日現在で96億円を超えた。コメ、大豆以外は、共済の対象品目とならないとも伺った。
「茫然自失、開いた口がふさがらなかった」――農民の置かれた状況を自治体の農政担当職員が語る。救済が必要だ。今後の塩害対策が必要だ。
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コメント
朝倉市の13号台風被害の調査などを見回っておられ、連日お疲れさまです。ほんとうに、被害を受けた切実な声がだされ、このぶんもいっそうがんばらなくてはという思いでブログを拝見しています。九州を襲った被害が甚大なだけに、田村さんはじめ、九州ブロックのご協力でつぶさにお見舞いと実情を聞きとりができ、被災者からのお礼の声が出されていました。よかったです。九州農政局(6日)への要請では国への激甚災害の指定が望まれるとこです。
佐賀のノリ養殖業者の被害も多くあり、ノリ時期を向えて、ノリの支柱立てのやり直しなどで台風のあと始末と再準備などに多くの漁協者が日々尽力されています。今夜、よみがえれ有明訴訟の裁判と報告集会で、参加した佐賀市諸富町や熊本県荒尾市の漁業者から、弁護団はじめ、支援する市民の方に、裁判闘争への感謝の言葉とともに、台風被害の様子が語られていました。
お体に気をつけてください。
ひらかわ。
投稿: | 2006年9月29日 (金) 21時03分