悩ましい産廃処分場 薩摩川内市
産廃処分場が県内に1つもない鹿児島県は、5月8日、薩摩川内市川永野地区を候補地として発表。ここは、大手建設業植村組系列のガイヤテックが運営する採石場。管理型処分場として中間処理した汚泥や燃えがら等を埋めるという。
現地を視察。採掘した巨大な「窪地」にまず驚く。長さ340㍍、幅130㍍、高さ40㍍。ここを屋根で被覆するときいて二度びっくり。ドーム球場を想像するとわかりやすい。
県の考え--屋内型にすれば、雨水は除かれ浸出水(産廃を安定させるために一緒に加える水)だけを処理して下水処理場に持ち込ませることができる。
しかし、突然の処分場計画に地元の思いは複雑。周辺の民家を松崎県議、井上市議と一緒に訪ねて意見を聞く。 「採石場によって湧水が枯れて川に鮎がいなくなった。その上に産廃処分場が来ると地下水の汚染や交通量の増加が心配」
「反対。イメージがさがり資産価値が下がる」
「まだよくわからない」
「地域が賛否で分断されことが困る」
中には、共産党が宣伝カー見て「反対運動をたきつけに来たのかと思った」と言う方も。
県の計画の検証はもとより、住民合意が何よりも大事である。
昼食をどこでとるか。地理に詳しい元川内市議の井上森雄さんが「海の家にしよう」。
親子丼ぶり、うどん・・・それぞれに注文。うーん、いまいち。せっかく海の家に来たのに。
「刺身定食はおすすめなんでしょ」。「はい」と店の人。
やはり正解。名産のちりめんもたっぷりついてきた。みんなにおすそわけ。奮発したが、食事の思い出は活動の記憶もとどめることになるので満足。
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