今月の名湯(1月)―日奈久温泉(熊本県)
「ひなぐ」と読む。室町時代に発見され、開湯600年の歴史を持つ。八代駅から肥薩おれんじ鉄道で10分。不知火海の海岸沿いに温泉街が広がる。
ひなびた印象もあるが、明治時代からの建物も健在で、昔ながらの風情と自然の幸をのんびり楽しむことができる。
泊まった旅館は、ビジネスホテルの宿泊料金で豪華な夕食付き。ラッキー。さらに、女将の心づくしの接客により、球磨焼酎がひときわ旨い。
就寝前に風呂へ。おやっ?柑橘のさわやかな香り。見れば、浴槽に晩白柚(ばんぺいゆ)プカプカと浮いている。
子どもの頭ぐらいのこの大きなみかんを湯の中に沈めたり、水面でくるくる回したり、匂いをかいだりして遊んでいるうちに、体はほどよく温まった。
肌にやさしい単純温泉。源泉かけ流しで循環なし。泉温は43.9℃で冬期は加温。
湧出量は毎分50㍑。2時間30分で新湯と入れ替わる。加えて、お湯を毎日抜いて浴槽を清掃しているとのこと。なのに塩素殺菌しているのはもったいないと感じた。
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コメント
湯に何か浮いてると、ついついそれで、のぼせるまで遊んでしまいますよねぇ。
温泉で塩素の匂いがすると、スーパー銭湯じゃねんだから…とガッカリしてしまいます。
私、別府八十八湯温泉道、《五段》になりました!
投稿: 粕屋民商:吉田 | 2009年2月23日 (月) 23時24分